<第7弾>背中を押してくれた。1人じゃない。
第7弾は、全障スポ正式競技「グランドソフトボール」の中島正太郎さん!
20代前半で、失明に至る可能性がある目の病が判明。年々見え方が悪くなり、希望が持てなくなっていたが、スポーツをきっかけに自分の世界が変わったと感じているそうです。
1人でも多くの視覚障がい者やその家族、支援者が新たな一歩を踏み出せるよう、自分の経験や思いを伝えていきたいということで、今回は音楽を紹介いただきました♪
◆大一番!という時に聴く「勝負曲」は?
E-girls の VICTORY
と
BALISTIK BOYZ from EXILE TRIBE の WAVIN です!
◆惹かれたポイントは?
VICTORYは、気分が上がり華やかな気持ちになれるところ。
WAVINは、一緒に頑張る仲間のために頑張りたいという気持ちにしてくれるところですね!
◆何故その曲が「勝負曲」に?
病気の症状が進み絶望的な気持ちになっていた時、当時付き合っていた妻が聴かせてくれた曲の中にあった2曲。
背中を押してくれて、1人じゃないという気持ちにしてくれた曲でした。
今の自分は、これまでの自分の経験と周りの支えがあって成り立っています。
「1人じゃない」「誰かのために頑張りたい」と思えることは、とても幸せなことですよね!
<第6弾>あちらのチームいい感じだね。でも、私たちの方がもっといいよ!
第6弾は、滝登りの Rutte Maarten(ルッテ マーテン)さん!
滝登りは国スポのデモンストレーションスポーツ(※)として実施される競技で、マーテンさんは、滝登りのピクトグラムになっていただいています!
(※)デモンストレーションスポーツ
原則、県内在住の方を対象に、年齢や経験の有無にかかわらず誰でも参加できたり、交流・体験ができる、国スポの一つとして行われるスポーツのこと。
◆大一番!という時に聴く「勝負曲」は?
The Black Keys の Your Team Is Looking Good です!
◆惹かれたポイントは?
リズムが良くて、歪んだギターの音と歌手の声の相性がばっちりで、かっこいいんです!
◆何故その曲が「勝負曲」に?
この曲は、アメリカのミシシッピ州の高校で歌われてきた応援歌が元となっています。
その意味は『ねえ、ねえ、あちらのチーム、いい感じだね。でも、私たちのほうがもっといいよ』です。
カッコよくないですか?
自分と楽曲のエピソードはもちろん、楽曲自身の裏話なんかを知ると、その曲にもっとハマったりしますよね!
この曲も、相手のことも称えつつ、自分たちを鼓舞するところがカッコいいですね♪
<第5弾>夢はもう見ないのかい?
先日、「九州クライミングベースSAGA」で開催されたクライミング体験キャンプにて、スポーツクライミング元日本代表中村真緒さん(写真右)、菊池咲希さん(写真左)が、子ども達にクライミングの指導をしてくださいました!
日本代表として世界の壁を登ったクライマーの「勝負曲」って一体どんな曲なんでしょうね!
体験キャンプの合間を縫って、お尋ねすることができました♪
(以下、敬称略)
―――普段、どんなときに音楽を聴きますか?
中村>私は基本、通勤中ですね。
菊池>私も移動中に聴くのがほとんどかな。
―――どんな音楽を聴きますか?
中村>J-POPが多いですね。
菊池>J-POPしか聴かないです。
―――洋楽とかは?
中村・菊池>あんまり聴かないですね。
―――最近ハマっている音楽はありますか?
中村>ガールズバンドをよく聴きます
―――例えば?
中村>Hump Backをよく聴きますね
菊池>私は最近Vaundyにハマってます。
中でも『世界の秘密』はよく聴く気がするけど、どれと言う訳ではなく、色々な曲をランダムに聞いてますね。
―――では、これから大一番!というときに聴く「勝負曲」はありますか?
中村>(菊池選手に向かって)ある?笑 私はあるよ笑
菊池>えーなんだろう笑
中村>Hump Backの『拝啓、少年よ』ですね。
菊池>全然、勝負曲とか意識したことなかった…。その時ハマってる曲を聴くことが多いかな。今ならやっぱり『世界の秘密』かな。
―――その勝負曲のどこに惹かれましたか?
中村>歌詞がすごく好きで、「夢はもう見ないのかい?」から始まるんです。
それが、すごく「頑張らなきゃ」という気持ちにさせてくれる。
菊池>うーん、大体、その音楽の雰囲気とかでピンときたやつ聴いてますね。
体験キャンプ中も取材中も、日本トップレベルのクライマーということを忘れてしまいそうなほど、お二人はずっと仲良さそうでした。
中村さんは、自身も競技者として続けつつ、国体だけは去年から(とちぎ国体)は監督として参加されるそうです。
菊池さんは、県予選から勝ち上がって頑張らなきゃと意気込んでいました。(東京ブロックは超激戦区なんだとか)
ぜひ、お二人そろってSAGA2024にお越しください。
これからも、音楽と一緒に、頑張ってください!
<第4弾>夢は誰のためでもない、自分が決めた夢
第4弾は、元スピードスケート日本代表 髙木 菜那 さん!
「夢KARA~なないろの未来へ~」をテーマに唐津市でトークシ
会場に設けたSAGA2024体験ブースにも遊びにきてください
オリンピアンの「勝負曲」って一体どんな曲なんでしょうね!
早速おたずねしてみました♪
…が、なんと「勝負曲」は決めていないそうです!
でも、試合の前はテンションの上がる洋楽で自分を奮い立たせてい
やはり、自分を鼓舞するために音楽は大切な要素のひとつなんです
かわりに、大切にしている曲を教えてくださいました。
それは、、、
ケツメイシの 手紙~あれから
人は誰も見える道を歩んでいない。
道に迷ったとき、自分を勇気づけてくれる。
そういう歌詞なんだそうです。
トークショーでも、ご自身が経験された挫折や挑戦から、夢を追う
言葉が持つチカラを大切にされているエピソードがとても印象的で
夢は誰のためでもない、自分が決めた夢。
“have to” ではなく “want to”だから。
こういった経験から、『手紙~あれから』を大切にされているんで
ぜひ皆さんも聴いてみてください!
現在は現役を引退されていますが、これからも講演活動等、頑張っ
<第3弾>すべての人に「輝き」がある!
第3弾は、ライフル射撃(25m)の三宮規史さん!
同じく三宮さんも、ピクトグラムのモデルになっていただいています。
◆大一番!という時に聴く「勝負曲」は?
Mr.childrenの GIFT です!
◆惹かれたポイントは?
競技をする人も、それを支えて応援してくれる人たちにも「輝き」があるという風に読み取れる歌詞にものすごく惹かれました。
◆何故その曲が「勝負曲」に?
全ての試合の前に聞いています。この曲を聴くと「これまでの努力とこれだけ沢山の応援があれば、たとえ成績が伴わなかったとしても、今、自分が持ち得る力は最大限発揮できる!」といういい意味での割り切り感が生まれ、肩の荷が下り、すごくリラックスした状態になります。
また、オリンピック出場を目指して頑張っていた現役時代、北京オリンピックのテーマソングであったことも思い入れの一つです。
上を目指すときは、どれだけ努力してもし足りない気がする時もあります。
それでも勝負も時はやって来るもので、その時、自分ができる最高のパフォーマンスを発揮するのが大事ですよね!
緊張しすぎず、頑張ってください!
<第2弾>私はリラックス派♪
第2弾は、自転車(ロードレース)の牧瀬 翼さん!
牧瀬さんも、ピクトグラムのモデルになっていただいています!
◆大一番!という時に聴く「勝負曲」は?
◆惹かれたポイントは?
リラックスできるからです♪
◆何故その曲が「勝負曲」に?
レース前は自ずとテンション上がるので、テンション上がる音楽だと冷静さを失ったため。逆に静かな音楽を聴いた時の方が、冷静にレースができたからです!
おー…。ちょっと面食らってしまいました。
確かに、冷静にならないと勝てない勝負もたくさんありますよね!
カラダは熱く、アタマは冷静に、落ち着いたレース展開で頑張ってください!
<第1弾>陸上と言えばこの曲!
記念すべき第1弾は、陸上競技の久保山晴菜さん!
◆大一番!という時に聴く「勝負曲」は?
織田裕二さんの All my treasures です!
◆惹かれたポイントは?
世界陸上と言えばこの曲! 曲冒頭の「一秒先の未来ですら 本当は誰もわからない 今ここでできることは 諦めないとか信じることとか」という歌詞が好きです!
◆何故その曲が「勝負曲」に?
2005年~2022年までの世界陸上のテーマソングとして使用されていて、幼い頃からこの曲を聴くと「世界陸上」が始まる!!とワクワクドキドキしていたのを今でも覚えています。
1秒、1cmを競い合う陸上競技は最後の最後まで結果は分かりません。だからこそ歌詞のように「諦めないこと」「信じること」がここ一番の勝負では大事だと思うので陸上競技にピッタリな曲だと思っています。
家族や友人、仲間 …などの「All my treasures」″すべての私の宝物″を思い浮かべながら気合いを入れています!
流石は陸上選手!といった選曲ですね!?
陸上競技はコンマ何秒の世界で争う競技です。歌詞にあるように、最後まで諦めないで頑張ってください!
久保山陽菜さんは、ピクトグラムのモデルになったほか、スポ×イズムにも出演いただいてます!
ぜひ、チェックしてみてください!
“勝負曲”って、いろんな想いがこもってる!
IDEA2024第2回審査会で選ばれたMVIのうちの1つ、「音楽×国スポ!(選手の“勝負曲”をエピソードと共に紹介)」のアイデアを応募いただいた 松尾菜々子さん へMVI応募者特典の目録を贈呈してきました!
松尾さんは佐賀大学の芸術地域デザイン学部で、現在は卒業制作に奮闘中だそう。
このアイデアに対する本人の想いをお伺いしました!
ーどんな想いで発案しましたか?
自分のこれまでの経験でも、音楽に支えられてきたので、共有出来たら良いなと思ったのがきっかけ。
選手の勝負曲を一般の方に、一般の方の勝負曲を選手に、相互に共有したいと思った。
ーご自身の音楽との関わりは?
勝負曲はスポーツシーンだけでないと思っていて、自分も受験シーズンとかもずっと聴いていた。
今でもその曲を聴くと、当時を思い出すくらい記憶に結びついている。
ーこのアイデアに対する想いは?
例えば、(ラジオ番組等で)リスナーのエピソード付きで音楽を紹介してもらえたら、聴く人もより共感して聴けると思う。
と、コメントをいただきました!
単に音楽を紹介するだけではなく、その音楽に乗せられたその人の想いを共有することが、このアイデアの肝のようですね!
このMVIが実現できるよう、全力で取り組んでいきます!
<応募アイデア原文>
音楽の力でスポーツを活気づけることができるのではないかと思い考えた。
出場される選手の方に試合の前などに聴く「勝負曲」をエピソードとともに集め、プレイリスト化し、会場や佐賀県内のお店、バス等で流してもらう。ただ淡々と曲を流すのではなく、選手の紹介やこの曲に関するエピソードなども交えたラジオDJによる前口上みたいなものを付ける。また、Spotifyなどの音楽配信サービスを使って、多くの人に共有できるようにする。さらに、一般の方の「勝負曲」も同様に募集し、ラジオDJに紹介してもらえると、音楽を通して選手へエールを送ることにも繋がり、話題性のある企画となりそう。