SAGA2024 × サガン鳥栖 連携事業
部活動指導、開催‼︎
3月27日は、鳥栖中サッカー部での技術指導を行いました!
講師を務めるのは、サガン・リレーションズ・オフィサー 高橋義希さん
(ほか1名)
高橋さんは、3日前に参加した『さが桜マラソン2024』の疲労を蓄えた中での技術指導だったそうですが、
全力で走り回り、全力で声を張り上げ、全力で指導にあたってくださいました!
ちなみに、桜マラソンは雨天の中で何度も心が折れかけたそうですが、
沿道からの声援や仲間からの支えがあり、最終的には3時間27分46秒でゴール。
目標として公言していた3時間30分を切り、昨年の記録より17分も短縮されています!
サッカーもマラソンも、一歩一歩の積み重ねが本当に大事。
また、夢や目標を達成するためにも、あえて自分でそれを宣言することの大事さも感じたそう…。
さて、鳥栖中サッカー部は、大多数が中学校からサッカーを始めた生徒ばかりにも関わらず、
新人戦ではベスト3に食い込むほどの実力派集団です。
近くにサガン鳥栖があることが、その上達速度に表れているのでしょうか!?
今回の指導では、普段の部活の練習内容に指導を入れるだけではなく、
高橋さん達が鳥栖中サッカー部のために考案したメニューを実施しました。
初めてのメニューでしたが、生徒たちもすぐに順応していました。
講師陣も、その練習メニューが何のためのものなのか?何につながるのか?
ちゃんと考えながら、意識しながら取り組むように指導されていました。
途中からは生徒たち同士でも、「意識高めていこう」と声を掛け合ったり、
非常に良い雰囲気になっていたと思います!
全体練習後、高橋さんからは、こんなにアツい言葉をいただきました。
「人の意見を受け入れる、受け入れないは、個人の自由。
ただ、どんなことも自分でちゃんと考えて、真剣に取り組むこと。」
「中学生という年齢はどうしても「恥ずかしい」という気持ちが生まれてしまう。
その恥ずかしいという気持ちは、自分の成長の邪魔になるので、乗り越えてほしい。」
「素直に、真剣に取り組んでいる子は、成長すると思えるし、応援したくなる。
サッカーだけじゃなく、普段の生活でも、何事にも真摯に取り組んで欲しい。」
「僕の夢は、佐賀県出身、鳥栖市出身の選手が、サガン鳥栖で活躍すること。
ぜひ、頑張って欲しい!」
みなさん、今日の練習メニューをはじめ、日頃の練習でも、
何のためにやっているのか、目的意識を持ちながら取り組みましょうね!
SAGA2024 × 久光スプリングス連携事業
「トップアスリートによる特別指導塾」開催‼︎
先日、2月18日は 新鍋 理沙 さん、25日は 石井 優希 さん、
また、両日とも、自身も元Vリーガーで、現在は久光スプリングスでコーチを務める 久保山 尚 さんを講師に迎え、
県内女子バレー部を対象に特別な指導塾を開催しました!
学生相手だからと言って手は抜きません。
一流選手のスキルやノウハウを、本気で、惜しみなく伝授してくださいました!
この指導塾、普通の講習会と一味違うのが、なんと「座学」もあるのです!
(久保山コーチも座学をするのは初めてだとか。)
またこの座学のレベルが高いのなんの…
かなり高い次元で技術や戦術、ポイントを言語化されており、非常に分かりやすいものでした。
プロのアスリートに伝授するものでは??という内容もチラホラ。
トータルディフェンス、レセプションの受け方、後効果率、BSBH、BMパス、メーカー毎のボールの特特徴…etc
皆さん学生の頃にそんなことを考えたことはありますか?
その解像度こそ学生に合わせてはいるものの、目から鱗の内容ばかりでした。
学生の皆も、真剣に聞き入ってちゃんとノートをとってましたね。
(学校の授業より真剣だったのでは?笑)
新しい発見が多かったと、終わった後に話してくれました。
指導者の方もばっちりメモってましたので、今後の練習に即採用されるかも…⁉︎
さて、ひと通り座学を終えた後は、実践練習です!
ストレッチや体幹など細かいところから、これまた良質な指導が…
実際にプロがやってるウォームアップも、楽しみながら教えてくださいました。
レシーブを受ける準備、ブロックの時の腰の角度、手の角度、手首の角度、アタックの時の力の入れ方、抜き方、同じフォームで違う軌道のサーブの打ち方…etc
座学でもそうでしたが、かなり高い次元で言語化されており、感覚的なところも含め、非常に丁寧に教えてくださっていました。
都度、生徒さんにお声がけして、直接アドバイスをする場面も!
日頃から練習に励んでいる生徒の皆さん、この指導塾での練習は、量こそ多くはなかったでしょうが、質は比べ物にならないものだったんじゃないでしょうか?
講師陣から、こんなメッセージをいただきましたよ。
新鍋さん「練習の目的、メニューは自分たちでしっかり考える。自分たちで考えて実行する練習だから、一人ひとりが意識を持って取り組める」
石井さん「今回伝えたことが全て正解という訳じゃない。一人ひとり体格も違うので、どんどんトライしてみて、自分のやり方を見つけて欲しい」
久保山さん「技術はすぐに身につくものじゃない。1日1%ずつ、コツコツ積み上げていくことが大事」
今回の特別指導塾、座学も実技も、プロ“スポーツ”ならではの視点からの指導内容でしたね!
新しい発見、気づき、意識、学ぶことは多かったと思います。
今日学んだことをしっかり復習して、1つずつトライして、これからの練習に励んでください!
子どものことを第一に、また、学校の先生や地域も救いたいという優しさの詰まったアイデア
IDEA2024第2回審査会で選ばれたMVIのうちの1つ、「授業や部活動で選手が技術指導!」のアイデアを応募いただいた 山浦大地さん へMVI応募者特典の目録を贈呈してきました!
山浦さんは、自身の母校でもある大川市の学校で活躍される現役の先生。
このアイデアに対する本人の想いをお伺いしました!
ーどんな想いで発案しましたか?
教育現場では、深い学びのため、子どもたちのため、先生のためにも専門知識が必要と感じている。
中学高校でも、これまで経験したことのない、専門じゃない部活の顧問になる先生もいるので、
専門家が指導することで、子供のためにも、先生のためにもなると思った。
ー思い描くアイデアの展開は?
学校によって志向を変えてもいいかなと思う。
小学校では“楽しさ”を伝え、スポーツに興味をもってもらい、裾野をひろげる。
中学高校ではしっかりとアスリート育成目線で。
ーこのアイデアに対する想いは?
少年サッカーなどの地域のスポーツクラブの監督は、その地域の人が半分ボランティアのようにやってくれている。
コロナ等で子どもと地域との関わりが減った今、地域と学校との連携にもなり、話題にもなると思う。
また、子どもが外に出るきっかけになればいい。
と、コメントをいただきました!学校の先生らしい素敵なアイデアですね。
このMVIが実現できるよう、全力で取り組んでいきます!
<応募アイデア原文>
佐賀県の小・中・高等学校における体育の授業や、部活動の指導員として選手が技術を児童生徒に伝える場を設けてほしいです!