スポ×イズム

#05 中川岳(バレーボール・聴覚障がい)

プロフィール

 もともと身体を動かすことが好きで、これまで様々なスポーツをしてきた。3年前にろう者の先輩に勧められて体験教室に参加し、バレーボール競技を始めた。
 男子チームのキャプテンとしてチームを牽引する。チームメイトの障がいの程度によって、工夫しながら積極的にコミュニケーションをとることを意識している。
 SAGA2024に向けて、「SAGAアリーナで試合ができることがうれしい。まずは1勝を目指したい」と語る。

バレーボール競技(身体・知的・精神)とは

 身体(聴覚)障がい、知的障がい、精神障がいのある選手がそれぞれの障がい別に参加できる競技。聴覚障がいと知的障がいの部は男女別に、精神障がいの部は男女混合(常時1人以上の女性選手の出場が必要)で実施される。
 ルールは一般の6人制バレーボールとほぼ同じだが、ネットの高さは障がい別・男女別で異なり、精神障がいの部では、ソフトバレーボール球を使用する。
 聴覚障がいの部では、選手には音が聞こえにくいので、審判はホイッスルのほかに大きな動作やネットを揺らす等のアクションで試合進行の合図を行う。
 全ての種目で、1セット25点のラリーポイント制で、3セットマッチで行われる。

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