競技者のための食事レシピ集 Recipes for athletes

ジュニアアスリートからトップアスリートまで、スポーツをするすべての人を「食」で「支える」レシピ集です。スポーツ栄養学に基づいた、食事の考え方やポイント、献立・レシピを掲載しています。家庭でも作りやすい献立となっており、日頃のトレーニングをサポートすることはもちろん、試合前のコンディショニングや試合後のリカバリーまで、様々なシーンでご活用いただけるものとなっています。


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小学校5年生の時からサガン鳥栖の下部組織に所属しています。当時から、食事の大切さは教わっていたので、それ以来、お菓子やジュースは口にしていません。また、母も食事の面でサポートしてくれていました。そして、高校から入寮。ここでは、栄養のバランスがとれた3食がいつも用意されているので、安心して練習に打ち込むことができます。また、筋力トレーニング前におにぎりが用意されているなど、選手のさらなる成長を食事面でサポートしてくれています。定期的に開催される栄養講習会では、毎回、食事への意識を高めています。将来は、サガン鳥栖のトップチームでプレーして、いずれは海外で活躍できる選手になりたいです。中学生の時に、高校生のチームと対戦することがありました。衝撃だったのが体格差。自分はDFなのですが、高校生の選手に当たり負けをしてしまい、食事や体づくりの大切さを知りました。寮の炊飯器の横には、お米の量を計る計量器があって、多い時は1kg以上のご飯を食べていたこともあります。体重は5〜6kg増えましたが、もっと増量したいと思っています。学校では、お菓子を食べるクラスメイトの姿も目にしますが、自分は食べたいとは思いません。それは、食事に気をつかって、練習に打ち込み、夢を叶えてきた先輩たちを見てきたから。もっと、強い身体に成長して、サガン鳥栖のトップチームでプレーすることを目指しています。トップチームへの昇格やアンダー世代の日本代表への選出、さらには海外の名門チームへの完全移籍など結果を出し続けている。選手を支える「食事」について、お話をお聞きしました。先田颯成/高校3年生アンダー世代の大会で優勝を重ね、育成で注目を集めるサガン鳥栖アカデミー林奏太朗/高校3年生INTERVIEW©SAGANDREAMSCO.,LTD.Recipesforathletes7801


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