競技者のための食事レシピ集 Recipes for athletes

ジュニアアスリートからトップアスリートまで、スポーツをするすべての人を「食」で「支える」レシピ集です。スポーツ栄養学に基づいた、食事の考え方やポイント、献立・レシピを掲載しています。家庭でも作りやすい献立となっており、日頃のトレーニングをサポートすることはもちろん、試合前のコンディショニングや試合後のリカバリーまで、様々なシーンでご活用いただけるものとなっています。


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試合前日試合当日朝試合1〜2時間前試合後アスリートの食事の基本をベースに、コンディションを整えるために、下記のポイントを参考に試合前の食事を意識しましょう。1.日頃から食べ慣れたメニューを選ぶ:十分な食事量を確保する2.エネルギー不足を予防する:炭水化物(糖質)から、しっかりエネルギーを補給する3.コンディションを維持する:野菜や果物、牛乳・乳製品から、ビタミン・ミネラルを補給する4.消化器系の負担を減らす:脂質が多いものや食物繊維が多いもの、生もの、香辛料が強い料理を控えるPoints主食炭水化物(糖質)をしっかり主菜脂質は控えめに生ものはNGビタミン・ミネラルをしっかり食物繊維が多いものは控えめに牛乳・乳製品をしっかり副菜果物牛乳・乳製品持久系の競技は試合前日、当日は試合期のメニューを参考に、ごはん・麺やパン・パスタなどの2種類の主食を組み合わせることをオススメします。揚げ物や脂質の多いソース、脂身の多い肉類は控えましょう。刺身、生卵などの生ものは控えましょう。新鮮な野菜や果物、100%果汁ジュース等から、ビタミン・ミネラルを補給しましょう。ごぼうやさつまいもなどの食物繊維が多い食材を過度に食べることは控えましょう。ミネラル補給や腸内環境を整えるために、牛乳・乳製品をしっかりとりましょう。※試合当日朝の牛乳・乳製品はコンディションに合わせてとりましょう。「アスリートの食事の基本」のうち、主食と果物を多めに食べます。脂質の多いもの(揚げ物など)、生ものは控えましょう。試合の3〜4時間前に、炭水化物(糖質)中心の食事をとりましょう。試合までの時間がない場合は、炭水化物(糖質)をおにぎりやパン、カステラ、果汁ジュース等で補います。軽めの食事【炭水化物(糖質)+たんぱく質】をとりましょう。(サンドウィッチなど)試合直後…「アスリートの食事の基本」をとりましょう。2時間以内…試合前の食事Recipesforathletes08


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